学科試験
学科試験は、一等学科試験及び二等学科試験の2種類があります。一等と二等との区分以外には、機体の種類や限定の内容に関わらず共通の試験となります。試験問題の分野等については以下をご確認ください。
申込み受付開始日について
二等学科試験は2022年12月5日(月)から申込み受付を開始いたします。
一等学科試験は2023年1月10日(火)から申込み受付を開始いたします。
申込み方法については、申請の手続きをご確認ください。
試験方式
CBT(Computer Based Testing)方式により実施します(CBTの基本的な操作方法はこちら)。
受験環境や試験方式に配慮を必要とする方は、申込みの前にあらかじめ本会に問い合わせください。
【問合せ先】
無人航空機操縦士試験ヘルプデスク
050-6861-9700
受付時間 9:00~17:00(土日・祝日・年末年始を除く)
事前準備
学科試験を予約するには、あらかじめ①国土交通省が運営管理する「ドローン情報基盤システム(DIPS2.0)」にて技能証明申請者番号を取得の上、②指定試験機関が運営管理する「試験申込システム」においてアカウント登録を完了している必要があります。
※技能証明申請者番号及び試験申込システムアカウントは、どちらも一人に一つとなりますので、既に取得済みの方は、その番号及びアカウントを繰り返し利用できます。
一等学科試験
形式(一等)
三肢択一式(70問)
試験時間(一等)
75分
出題範囲(一等)
教則
学科試験は国土交通省が発行する「無人航空機の飛行の安全に関する教則」に準拠する内容となっています。
(※1)「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第2版)」に準拠した学科試験は、2024年4月10日(水)までとなります。
(※2)2024年4月14日(日)より「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第3版)」に準拠した学科試験問題へ変更いたします。
サンプル問題
サンプル問題をご確認いただけます。
科目
1 無人航空機に関する規則
- 航空法全般
- 航空法に関する一般知識
- 航空法に関する各論
- 航空法以外の法令等
- 重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律(平成28年法律第9号)
- 電波法(昭和25年法律第131号)
- その他の法令等
- 飛行自粛要請空域
2 無人航空機のシステム
- 無人航空機の機体の特徴(機体種類別)
- 無人航空機の種類と特徴
- 飛行機
- 回転翼航空機(ヘリコプター)
- 回転翼航空機(マルチローター)
- 無人航空機の機体の特徴(飛行方法別)
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 飛行原理と飛行性能
- 無人航空機の飛行原理
- 揚力発生の特徴
- 無人航空機の飛行性能
- 無人航空機へのペイロード搭載
- 飛行性能の基本的な計算
- 機体の構成
- フライトコントロールシステム
- 無人航空機の主たる構成要素
- 送信機
- 機体の動力源
- 物件投下のために装備される機器
- 機体又はバッテリーの故障及び事故の分析
- 機体以外の要素技術
- 電波
- 磁気方位
- GNSS(Global Navigation Satellite System)
- 機体の整備・点検・保管・交換・廃棄
- 電動機における整備・点検・保管・交換・廃棄
- エンジン機における整備・点検
3 無人航空機の操縦者及び運航体制
- 操縦者の行動規範及び遵守事項
- 操縦者の義務
- 運航時の点検及び確認事項
- 飛行申請
- 保険及びセキュリティ
- 操縦者に求められる操縦知識
- 離着陸時の操作
- 手動操縦及び自動操縦
- 緊急時の対応
- 操縦者のパフォーマンス
- 操縦者のパフォーマンスの低下
- アルコール又は薬物に関する規定
- 安全な運航のための意思決定体制(CRM等の理解)
- CRM(Crew Resource Management)
- 安全な運航のための補助者の必要性、役割及び配置
4 運航上のリスク管理
- 運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案の基礎
- 安全に配慮した飛行
- 飛行計画
- 経路設定
- 無人航空機の運航におけるハザードとリスク
- 無人航空機の運航リスクの評価
- カテゴリーⅢ飛行におけるリスク評価
- 気象の基礎知識及び気象情報を基にしたリスク評価及び運航の計画の立案
- 気象の重要性及び情報源
- 気象の影響
- 安全のための気象状況の確認及び飛行の実施の判断
- 機体の種類に応じた運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案
- 飛行機
- 回転翼航空機(ヘリコプター)
- 回転翼航空機(マルチローター)
- 大型機(最大離陸重量25kg以上)
- 飛行の方法に応じた運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案
- 夜間飛行
- 目視外飛行
合格基準(一等)
試験開始当初の学科試験の合格基準は、試験問題1問ごとの難易度についての専門家による検討に基づいて設定されています。試験開始当初の合格に最低限必要な正答率は90%程度です。
問題改定後については、この合格基準と等しくなるような値を統計的に推定して設定するため、正答率は同程度になると予想されますが、多少変動する可能性があります。
有効期間(一等)
学科試験合格者に発行される学科試験合格証明番号の有効期間は、合格の正式な通知日(学科試験合格証明番号の発行日)から起算して2年間です。
二等学科試験
形式(二等)
三肢択一式(50問)
試験時間(二等)
30分
出題範囲(二等)
教則
学科試験は国土交通省が発行する「無人航空機の飛行の安全に関する教則」に準拠する内容となっています。
(※1)「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第2版)」に準拠した学科試験は、2024年4月10日(水)までとなります。
(※2)2024年4月14日(日)より「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第3版)」に準拠した学科試験問題へ変更いたします。
サンプル問題
サンプル問題をご確認いただけます。
科目
1 無人航空機に関する規則
- 航空法全般
- 航空法に関する一般知識
- 航空法に関する各論
- 航空法以外の法令等
- 重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律(平成28年法律第9号)
- 電波法(昭和25年法律第131号)
- その他の法令等
- 飛行自粛要請空域
2 無人航空機のシステム
- 無人航空機の機体の特徴(機体種類別)
- 無人航空機の種類と特徴
- 飛行機
- 回転翼航空機(ヘリコプター)
- 回転翼航空機(マルチローター)
- 無人航空機の機体の特徴(飛行方法別)
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 飛行原理と飛行性能
- 無人航空機の飛行原理
- 揚力発生の特徴
- 無人航空機へのペイロード搭載
- 機体の構成
- フライトコントロールシステム
- 無人航空機の主たる構成要素
- 送信機
- 機体の動力源
- 物件投下のために装備される機器
- 機体又はバッテリーの故障及び事故の分析
- 機体以外の要素技術
- 電波
- 磁気方位
- GNSS(Global Navigation Satellite System)
- 機体の整備・点検・保管・交換・廃棄
- 電動機における整備・点検・保管・交換・廃棄
- エンジン機における整備・点検
3 無人航空機の操縦者及び運航体制
- 操縦者の行動規範及び遵守事項
- 操縦者の義務
- 運航時の点検及び確認事項
- 飛行申請
- 保険及びセキュリティ
- 操縦者に求められる操縦知識
- 離着陸時の操作
- 手動操縦及び自動操縦
- 緊急時の対応
- 操縦者のパフォーマンス
- 操縦者のパフォーマンスの低下
- アルコール又は薬物に関する規定
- 安全な運航のための意思決定体制(CRM等の理解)
- CRM(Crew Resource Management)
- 安全な運航のための補助者の必要性、役割及び配置
4 運航上のリスク管理
- 運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案の基礎
- 安全に配慮した飛行
- 飛行計画
- 経路設定
- 無人航空機の運航におけるハザードとリスク
- 無人航空機の運航リスクの評価
- 気象の基礎知識及び気象情報を基にしたリスク評価及び運航の計画の立案
- 気象の重要性及び情報源
- 気象の影響
- 安全のための気象状況の確認及び飛行の実施の判断
- 機体の種類に応じた運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案
- 飛行機
- 回転翼航空機(ヘリコプター)
- 回転翼航空機(マルチローター)
- 大型機(最大離陸重量25kg以上)
- 飛行の方法に応じた運航リスクの評価及び最適な運航の計画の立案
- 夜間飛行
- 目視外飛行
合格基準(二等)
試験開始当初の学科試験の合格基準は、試験問題1問ごとの難易度についての専門家による検討に基づいて設定されています。試験開始当初の合格に最低限必要な正答率は80%程度です。
問題改定後については、この合格基準と等しくなるような値を統計的に推定して設定するため、正答率は同程度になると予想されますが、多少変動する可能性があります。
有効期間(二等)
学科試験合格者に発行される学科試験合格証明番号の有効期間は、合格の正式な通知日(学科試験合格証明番号の発行日)から起算して2年間です。